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週末の結婚式、翌日はそのまま東京で仕事。戻って打ち合わせ、交渉が続く。
色んな感慨を忘れないうちに早くアップしたかったんだけど、戻ってからもどたばたで遅れてしまった。今日は今日で朝から税理士事務所の新担当のおじさんと会話が噛み合わなくて疲れたり、デニムの新規取引先が私のちょっとした言葉に思いつめて電話してきたり、人事の問題や資金繰りまでまあ振り返ってる余裕がないんだなあ。

さて日曜日。午後の富山空港は北方領土議員団みたいなおじさんの集団の便と上海行きのチャーター便が重なって超満員。参ったなあ、、。予約した赤坂のビジネスホテルにチェックインして(めっちゃ狭くてビックリした、ほとんどベッドだけなんだもん)荷物を置いて、南青山へ。待ち合わせた同期の2人は一人はまだ会社にいて、もう一人は私よりずい分早く辞めて大阪で家業を継いでいる。久々やなあ。式場は地下3Fにあって吹き抜けの素晴しいチャペルがあった。シンゴ、おめでとう、よかったね。私の知らない10年色々とあったんだろうけど、人生は必然だから今あるのは全て過去の結果なんだろう。指輪交換であたふたする彼の姿を見てフロア長になった先輩と「変わんねえな。」と呟いた。よく分からないけど何だか無性に嬉しかった。

披露宴会場には懐かしい人々が沢山いた。部長さんは執行役員に、先輩は次長に。そうだよなあ、10年だもんなあ。古巣の女性陣ももちろん揃っていて、私の過去もみ~んな分かっていながら日々このダイアリーを読んでニヤニヤしてるに違いないから、やり難いなあ(笑)退社後加古川に戻って結婚した後輩(画像のビリーじゃない方)は「松田さんも謙虚になろうとしてんのは分かんねんけど、たまに言葉の端々に傲慢さが出んねんなあ。(笑)」「その腹は何やねん、プーさんみたいやんか。(笑)」だって!不審者も捕まってないんやから気ぃつけるんやで。もう同窓会みたいになっていて肝心の新郎新婦とは二次会でもあんまり話せなかった(笑)披露宴最初の次長の挨拶で、緊張して必要以上に丁寧語を使うその抑揚というか微妙なイントネーションが私のツボに入ってしまって、途中からどう聞いても村西とおる監督が喋っているようにしか聞こえなくなった。私は笑いを押し殺せなくなって発作が起きてしまった。親族の皆様申し訳ありませんでした。次長、あれはどう考えても反則だよ。

大阪に戻った同期は「年商は?」「家建てた?」「車は何乗ってんの?」と興味深々らしい(笑)そんな事気にするよりも業界の常識の壁を越えて、親父の壁を軽々と鮮やかに突破して、自分が親分になる事が先決じゃね~か。やったらんかい!君なら絶対できるはず。私もあんまり偉そうな事言えないんだけどね。でもシンゴのおかげで多分一生会うこともないんだろうなあ、と思っていた人々と再会できて本当に楽しかった。画像はどこかで見たことがあるような気がしないでもない古巣の後輩。君のブートキャンプは忘れない。頑張ったよなあ、お前いい奴だ。昔はカラーコンタクトを入れてギャルだった後輩もママになってた。久々に気持ちよく酔った。おめでとう、みんな、ありがとう!ちょっと大げさだけど、私にとっては奇跡のような夜であった、、、。

翌日は一日展示会を廻る。昨日の式場の目と鼻の先のフロムファ-ストビルではフランチェスコビアジアの来春分。一晩明ければもうそれぞれの日常に戻っているんだろう。そりゃあそうだ、それが大人ってもんだ。アーメン、ソイルの春物(下画像)、キャスキッドソン、スリードッツと続く。サッチアラブリードレスではSTORY11月号でRIKACOが履いて大ヒットしたバギーデニムを。来月入荷です。昔の自分を知る人と会うと、恥ずかしい事もいっぱいあるんだけど何か昔の自分に再会したような気分なんだなあ、と帰りの飛行機でうとうとしながら思った。きっと「結局あの人は自分が一番好きなんだよねえ、人の話全然聞いてないし。」と陰口叩かれてそうだけどね(笑)