今週は出張予定だったんだが、思いもよらぬトラブルがあってキャンセルした。
下校時に龍弥たち2年生グループが接触事故に巻き込まれた。怪我をした子は幸いひざを擦りむいただけ
で済んで、本当によかった。がその後なぜか龍弥がその子を車道に押し出した、という事に
なったらしく、学校側も強い口調の捜査員に松田の住所と電話番号は、、と安易に知らせてしまった。

もちろん本人はそんなことしてない!と言ったらしいのだが、まったく両親の知らぬところで大人に囲まれ
現場の雰囲気は犯人探しのようになってしまったそうなんだ。怪我をした子が追いかけっこをしていて
車道に飛び出した、というのが真相のようなんだけど担任の先生も龍弥君は1年生の時にも誰それを
突き飛ばしたよね、とか本件とは関係の無い話まで持ち出して小学2年生を犯人扱いしたらしい。
うちに帰って「僕は絶対そんなことしてないのに、、、。」と悔し泣きをしてた。

夜帰宅して初めてその話を聞いた私。さて、皆さんならこの場合どうしますか?
私はすぐに学校に電話をして何が起きたかを教えて欲しい、と要望した。
子供がふざけあって押しあったりする事もあるだろう。もし龍弥が本当に押したんならすぐに怪我をしたお子さんのお宅にお詫びに伺わなくてはならないし、親として責任を果たさなくちゃいけない。でもまったく身に覚えが無いことであらぬ疑いを持たれたのであれば、その説明を受けなくてはならない。どうやら工事現場のじいさんが目撃者としていい加減な事を話したらしいのだ。それを鵜呑みにして現場の雰囲気は、前述の通りになったらしい。

翌朝早く、担任の先生と教頭先生が訪問して涙ながらに謝罪された。いや、本当の事を知りたいだけなんです。怪我をされたお子さんのご家庭もそうだろうと思う。高岡署の担当捜査員からも謝罪の電話があった。確かに一時現場では龍弥さんを疑う雰囲気があった事は事実です。そんな、、親にも知らせずなぜいい加減な証言を元に小学2年生を裁こうとする?学校も警察も子供を守ろうとしないなら私は父親として体を張ります。当たり前でしょう?ここに書いたほとんどが、誰からも説明がなく私があちこち聞いて調べてようやく分かった事なんだ。

大げさだけど冤罪事件があったばかりの富山県警の体質はまったく変わっていないのではないか、と思った。校長先生にも会いに行った。警察の方の強い口調に思わず個人情報を出してしまったらしいのです、との事。誰も悪意があっての事ではないのは、よく分かるし先生方も動揺されていたんだろう。言いすぎか、とも思うが率直な感想は、誰もかれもが頼りない、という事。せめて親にすぐに知らせてくれれば、と思う。

常識知らずの保護者も増え、先生方のご苦労は昔とは比べ物にならないだろう事もよく分かる。
全ては愛情、信頼関係あっての事だと思うんだ。
子供の心の傷は深く、ずっと残るという事を私たち大人は肝に銘ずるべきだろう。

一方龍弥はけろっとして翌日も学校へ一番乗りで「いってきま~す!」と出かけた。
誰に似たんだろう。たくましいのか、鈍感なのか?(笑)

婉曲的に公の場で批判するのは読んでいて不愉快である、と掲示板でご批判がありました。まるで鏡のように同じ事を、しかも匿名で、とは瞬間的に思いましたが、たぶん同じように不愉快に感じていらっしゃる方も多いのだろうと思います。おそらくずっとブルーコムを贔屓にして下さって、このダイアリーも欠かさずに読んで下さっているお客様からだろうと思います。ハッピーを提供するために私は全力を尽くしているはずなのに、感情を抑えることもせず、言葉を選ぶこともなおざりにして、誰かを傷つけてアンハッピーを撒き散らしていました。深く反省しています、、、。以前家内に言われた事を思い出しました。「みんなあなたのように言いたいことを言って生きているわけじゃない。我慢して心に押し込めているんだよ。」

大事なことを、思い出しました。