朝から銀行、保険会社、取引先と打ち合わせが続く。
昼飯を食う時間もなく、そのまま駅ビルへ。
市役所都市整備課担当者と地下街の今後についての説明と質疑応答。
予想通り、というか2年後の現駅舎取り壊しと同時に地下街も一時閉鎖。
一時といっても新ビル完成の平成26年まで、だからほぼ完全閉鎖だ。

仮店舗をご用意するなり、何とか補償できるように協議の場を持たせて
欲しい、通行者の安全確保のため、と役所の説明は一応筋が通っているかに
見えるが、全く違う。去年まで地下街は営業継続、と一貫して説明してきたんだから。

ただし5年前から、この駅建て替えが始まれば地下街の営業ができなくなる事は
誰だって予想できたはず。地下の大階段を取り壊し、ロータリーの導線も全く新しくして、
万葉線を駅ビル1Fに引き込むなんて結構な大工事だ。普通にお客さんが来れる訳が
ない。私は、その時点までかな?と考えていたから、想定範囲内だ。

地下街の皆さんは少々興奮気味に抗議をしてた。私は言いたいことは言うべきだ
と思うし、今日も皆さん、ほらっこの機会だからじゃんじゃん言いましょう!と煽ってやった(笑)
役所の人は苦~い顔してたけど、現場の感情を理解して真摯に向き合えば、落とし所は
あると思ったから。

さて一人、50前後の役所の人。担当の説明中に居眠りしてた。
見過ごそうかと思ったが、、、皆さんの予想通り、やっぱり言ってしまいました、、。
「そこの人、眠いんなら外に出てくれる?真剣な話なんだから、失礼でしょう?」
「いやっ私は寝ていませんっ!」なぜ見え透いた嘘をつく?小学生かよ?
その場にいた10人前後の人、しーん、、と凍りつくの図。少し言いすぎかな、と思って
「人間だから、お互い色々あるよね。でもあなたのそういう態度や、
心持ちが大事な交渉を難しくするのはわかるでしょう?」と一人フォロー。
誰も何にも言わないんだもんな。でも効果はあったようで、役所の人々はその後ぴりっと
してた。何事もつかみが、肝心という事で。

今後色んな厳しい交渉が続く事が予想されます。理事長としては、皆さんの期待に
できる限り添えるようにしたいなあ、と思っています。でも誰かが助けてくれる、という
甘い期待はしない方がいいと思います。