週末も店舗、ネットに沢山のお客様にご来店頂きました。
本当にありがとうございます。もっともっと楽しい売り場にして
楽しんでもらえるようにしたいなあ、と考えています。
まだまだ至らぬ点が多く、基本的な事をきちんと、が最優先ですが。

さて2012年には楽天もユニクロも社内公用語を英語にするそうです。
何事にも極端な物言いをする両社長らしいですが、流れとしては正しいと思います。
私が知る限り、楽天国内支店の現場で英語で仕事する姿は全く想像できないですが。
そんな顔してないよなあ、彼らは。という感じです(笑)

それでも国内の小さくなってゆくマーケットで規制と戦い、局地戦で体力消耗するよりは
広くアジアを獲ってゆく戦略の方が的を得ています。ブルーコムブルーも地元北陸は
きちんと実店舗を構えてきちんと守りつつ、アジアは当然視野に入れています。
インポートブランドが多いので、難しい問題も増えています。

例えば、ポール&ジョーは日本総代理店からの仕入れですが中国での販売は
認められていません。楽天自動変換機能で、中国からもオーダーがあったりしますが
これはフランスのポール&ジョー社から「契約違反。訴訟も辞さないぞ!」と連絡がありました。
普段なら「上等じゃ、受けて立つぜっ!」というスタンスの私もフランス人法務部との
これ以上のやり取りは不毛なので、日本国内向けという中国語の文面を入れることで
取りあえず収めました。書けないような事も含めて、こういう事が日常茶飯事なのです。

困難を避けて逃げるか、正面から難しければサイドからだって、何とか乗り越えるかで
人生は大きく変わります。要は自分自身の選択の問題なのだと思います。

それにしてもユニクロは、、、。数年前に三百億円で買収したキャビンの再生を諦めて
看板を掛け替えるそうです。自分のやり方を押しつけて、長く続いた企業文化を
踏みにじってがんがん人を切って、うまくいくわけがないでしょう。
傲慢以外の何物でもないと思います。洋服屋よりMUJIとか買った方がきっとうまくいく。
平家、織田信長から旧日本軍まで、傲慢と思いやり欠如は
結局自らを滅ぼすと歴史が物語っています。

持ち上げては落とす日本特有の文化や、偏向する報道に惑わされずに
自分の目で見て頭で考えて、判断できるようにならなきゃなあ、と思います。
間違っていれば、素直に教わって反省して改善していくのです。