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昨日は東京出張だった。
革靴の輸入枠(関割)の最終結果を経産省に取りに行く日だったのだ。前回ほど待たされなかったし、結果も良かった。
1500足の希望を出したが、861足取れて、まあ57%超だから予想以上だ。これでインポートの靴を安定して、同じプライスならばよりグレードの高いものを提供できる、はず。
この秋からメンズもレディスも靴を大きなテーマにしています。乞うご期待!

飛行機の中では大体ヘッドホンで邦楽を聴きながら眠る。
おっちゃんには最近の曲を聞くいい機会なんだ。
今月のマンスリーゲストは竹内まりやさん。
30歳代後半から40歳代の人々には少なからず思い出がある人じゃないかな。

時を経て愛着が湧く、なんていい感じのアルバムタイトル「デニム」。その中の「人生の扉」という曲が素晴らしかった。今朝もBSの再放送で「SONGS」という番組をやってたけど、50歳になって程よく肩の力も抜けた楽しそうな姿が印象的なんだ。20歳、30歳、40歳、そして50歳。多分60歳、それからもしかすると90歳。それぞれの年齢の自分を愛おしく思って、毎日を大切に生きていく。

人生そのものが旅なんじゃないかな、と彼女は言ってました。八ヶ岳の音楽堂で、樹齢2000年の桜をバックに「あと何度この桜を見ることができるのだろう♪、、」なんてジーンとくるでしょ。

先週私はおかげさまで41歳になりました。
おかげさまっていうのも何か変かなと思うけど、多分少しは大人になったんだろうと思います。無我夢中でがむしゃらだった30代から、少し肩の力を抜いた40代っていうのもありかな、とも思います。

18の頃、日雇いアルバイトでコンサートの設営の仕事をやってた事がある。確か埼玉県戸田のホールだったかな。ご主人の山下達郎さんのツアーだった。信じられない重さのPAを運び続けたり、足場を組んだり延々と続く作業に
疲れきってトイレにさぼりに行った(笑)用を足しながら、ふと隣をみるとそこにはあくまで自然体の達郎さんが用を足していたのだった。意味もなく会釈して出てきたのを覚えているが、どうでもいいエピソードでした、失礼。

さてデニムつながりでひとつ。上の画像は新しく導入するブランド「Such a lovely dress」雑誌にちょくちょく登場し始めているからご存知の方もいらっしゃるかと思います。
ディーゼルやAGを作ったあのアドリアーノゴールドシュミットがイタリアから素材を持ち込んで、日本の岡山の技術で縫製、加工して作っている。
アドリアーノの古くからの友達のOさんを紹介してもらって恵比寿まで会いに行ってきた。初対面なのに気さくでナチュラルな方(Tシャツデニムにビーチサンダル、かっこいい!)ですぐに話はまとまる。いわゆる今までのヴィンテージ感を表現したデニムではなく、デニムという素材を使ってきれいなパンツを作ろうという私も探していたコンセプトだった。例えば横糸にポリエステルを使ったりボタンをゴールドにしてみたり、大人のデニム。
近日入荷しますのでまたご紹介します。

下の画像は少し時間があったので、どうしても見たかった新丸ビル。東京ミッドランドは海外からのリッチな旅行者向け、というイメージだったけど新丸ビルはよりリアルで、コンセプトが練られている。これだけのリーシングは相当な作業だったろうと思う。三菱地所はロックフェラービルに何千億円もかけないでこれをやっとけばよかった(笑)
いやバブルがはじけたからこそ、丸の内開発を進めたんだろうけど。

ブルーコムも負けてはいられませんから、リニューアルします!またまた意味不明のガッツに火がついて、帰りの機内ではずっと構想を書き続けていたのであった。