GW真っ只中。皆様いかがお過ごしでしょうか?
高岡では5月1日のお祭りから、獅子舞競演があったりイベント盛り沢山です。
地下街もかほくイオンも沢山のお客様にご来店いただいて
本当にありがとうございます!

さて昨日は能越道で牧歌の里へ行き、今日は海沿いを通って能登島へ行きました。
親の都合で子供に何かを諦めさせるのは嫌なんだなあ。
うちの場合は人並みの休日の思い出、か。

龍弥がどうしても釣りをしたい、というのでカレンも待ち時間に水族館で
イルカショーを見られる「能登島海釣りセンター」へ。
釣竿を借りて、オキアミ(えびの小さいやつ)を餌に桟橋で初挑戦。
もちろん全然だめで、子供達は生簀で(係員の指導付)マダイを釣る。
その場でしめてもらって、持ち帰る事ができるのだ。¥800だって!安い。

それからネットで検索した鮨やへ、行き当たりばったりに向かう。
思いのほか遠くて、ナビ頼りなんだけど2時間位山道を走った。
宇出津(うしづ)港のそばの小さな町にたどり着く頃には、もう夜だった。
目当ての鮨やは、のれんも引っ込めてある。が、ここで諦めないっすよ。
「もうネタがないんで、すいません。」と渋る大将を、とびっきりの笑顔で
「魚は釣ってきたタイがあるから、お願い!」と無理やりカウンターを確保(笑)
人の良さそうな大将は、仕方ないなあ、という感じで受け入れてくれた。

タイは丁寧にさばいてもらって刺身と握りと、頭と尻尾は味噌汁にしてくれた!
子供が6人もいる54歳の大将は、町に鮨やが2軒だけになってしまった
と嘆いている。どこも同じなのだ。子供には継いで欲しいが、継がせたくない、
大変な思いはさせられないという微妙な親心。
分かるよ、大将。俺も商店街のせがれだからさ。

全く無計画な人なんだから、と家内に呆れられながらも
見知らぬ町で思わぬ人情に触れた43歳の誕生日であった、、、。
子供達には、43年前の今日はばあばが頑張って産んでくれたんだから
誕生日は母親にありがとうっていうのが正しくないか、と哲学的な投げかけをする(笑)
まあ何にしろ生きている、というだけでおめでたいという事なんだろう。

それにしても運転ばっかしてるな、この連休は、、、。
今日の格言「エビで鯛を釣るは本当だった!」也。