12年前の今日、ブルーコムはオープンした。
過去を振り返るのはもう止めにしよう、と決めたがこの日だけは
支えてくれた全ての人々に感謝を込めて、思い出す。

私は31歳、家内のお腹には10月に生まれる英佑がいた。
ダイアナ妃の事故のニュース報道が連日、金融不安前夜、、、。
12年前も暑かった。毎日湿っぽい駅南へ繋がる地下道を歩いて通った。
将来への不安と、産まれ来る子供を思ってプレッシャーを感じ、自分の力の
無さ、会社のバッジがなければ何者でもなかったという当たり前の事実。
でも絶対ここで逃げちゃいけない、と本能的に思った気がする。

その当時を知る小竹(旧姓)が今、物流センターを手伝ってくれている。
現在のスタッフにもその頃お客さんとして来てくれていた者が多い。
オープン当時を知る取引先も、まだまだ沢山あって継続している。
何と幸せなことだろうか、と時々思う。

お客さんが来てくれないお店に一人でいる日々は地獄だ。
誰もがそうであるように、その修羅場をくぐってこそ未来が開ける。
全てお膳立てしてもらって椅子に座っている人には決してわからない。
自力で這い上がってこそ、という思いもあるが、周囲の人々の
こいつを一人前にしてやろうという応援があってこそ、なんだな。

むさ苦しい話が続いて申し訳ない、、、。
12年で人生一回り。ふた回り目を新しいスタートにすべく頑張ります。
至らぬことばかりではございますが、皆様どうぞブルーコムブルーを
今後ともよろしくお願いいたします。12年目、感謝の気持ちを込めて。